(事例1)林野庁 国有林整備事業
地球温暖化対策における炭素吸収源として森林整備が重要視されております。林野庁様主導で始められました森林整備事業をご紹介とご提案をさせていただきます。
【カッセーチップ堆肥化工法】
現場で木くずが発生する場合、現場にてチップ化し、堆肥化促進剤を混合し、1週間の養生熟成することによって、土壌改良効果を持つ緑化基盤材が完成します。堆肥化促進は、主にバチルス菌、乳酸菌、光合成菌等の有用微生物群によって行われます。他にはない下記の3つの特徴を持っています。
@温暖化効果ガスCH4(メタン)・N2O(一酸化二窒素)の発生抑制
A硝化性窒素の発生抑制
B重金属の無害固定化
【森林衰退の一次的原因】
昨今、松食い虫被害や、ナラ枯れの拡大をはじめとした森林の衰退が問題になってきています。この原因としては、酸性雨の影響で、自然界にあるアルミナの酸化が剥がされ、植物毒素として生育障害を引き起こし始めていることが一次的原因と推測されます。土中のアルミが「置換性Al3+」に変化し、空気に触れると「可溶性Al」に、さらに進行すると「Al2O3」に変化します。アルミニウムの変態による障害を下記します。
@置換性Al3+ :植物に吸収され導管を閉塞させます。
A可溶性Al :根をAl膜で包んでしまいます。
BAl2O3:土中のリン酸を奪います。
カッセーチップ堆肥の「重金属の無害固定化」という機能によって、酸性雨による上記Al障害を改善します。
根株にはAl3+が吸収蓄積されており、この根株を破砕し林内に散布することは、さらなるAl障害の原因物質を施肥していることになります。カッセーチップ堆肥化工法による無害化処理が必須です。
【森林整備事業事例】
期 間 2008年1月〜2008年3月
場 所 新潟県瀬波海岸防風林(管理担当:下越森林管理署村上支署)
事業内容 防風林整備にカッセーチップ堆肥を施肥し土壌改良を行う。
鞄本建機(新潟県)で製造保有していたカッセーチップ堆肥を現場に搬入した。
状 況 現場発生木くずをチップ化したものを施肥し苗を定植したが、全く成長しなかったことから、カッセーチップ堆肥の土壌改良効果を評価し今回の施工となった。
【林野庁の動き】
カッセー工法連合協会からの技術説明を高く評価していただき、このたび4月に長野県南信森林管理署において、伊那市天竜川水系のダム流木を現地にて破砕堆肥化し、近隣の国有林に土質改良を目的に施肥する事業を行います。
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